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12月31日 苦渋の決断

数日前、PGP署名のようなソフトをオープンソースとして公開しましたが公開停止しました。 ダウンロードしたファイルを不正アクセスから守るには年間数万円する コードサイニング証明書を購入する必要がありました。 このソフトは、ファイルを 不正アクセスから守ることができる証明書を無料で発行できます。 ちっぽけなソフトウェアにしては生み出す価値は、かなり大きかった。 このソフトにはコードサイニング証明書が使われていて利便性が高かったのですが、 あまり良くないと思う人がいて、使わない版をリリースすることにしました。 このソフトを雑誌のDVD-ROMで配布するか、ハッシュ値を掲載すれば、 コードサイニング証明書の代替が可能で、コードサイニング証明書がなくても価値を生み出す ことができるソフトウエアでした。
一般的な証明書を発行するためにはWindows Server OSが必要になることが多いのですが、 このソフトは普通のWindowsの標準関数だけで動作します。(Windows95時代からある関数) つまり、この価値あるソフトを僕の力だけでオープンソースとすれば、多くの人に 喜ばれるだろうと思っていたのです。(感謝するのは僕だけでいい)
このソフトが発行する無料証明書とコードサイニング証明書の差は、それなりにあるので コードサイニング証明書の売り上げへの影響は、あまりないようにも思っていましたが、 それを考えるのは、僕ではなく、悪く考える人には攻撃対象となるのです。
コードサイニング証明書を販売するところはSSL証明書も販売しています。 これから開発するICF3-FはSSLを高速化するもので、とても近く、苦渋の決断で オープンソースの公開停止としました。

暗号系のソフトウェアの技術を、どこかに依存していたことが問題で公開停止になったのでは と思う人があれば、そういうことは全くありません。 僕はICF3の暗号LSI開発後、日立の認証局に転勤となりました。 しかし、特に仕事はなく、転勤直後、何もわからないまま総務省に打合せに行くことになったり、 総務省に認証局が作成したドキュメントを運送するだけの仕事をしたり、でした。 日立の関連会社が開発するソフトウェアを買うような立場の側なので、 ソフトウェア開発部でいっしょに仕事することはできない。 かといって、ソフトウェア技術がわからなければ、適切な価格がわからず、 ソフトウェアを買う仕事ができない。 例えば、LDAPで証明書失効情報を取得するソフトを考えてみる。 LDAPのプロトコルの本を見ると、かなり大変そうなのだが、知っているとJavaで4行程度なのです。 知らないと1億円になりますと言われる。 そういうわけで、営業がいっぱいいる部屋で、1人、ソフトウェアを独学していました。 以後、今日まで、日立によるソフトウェア技術の支援はありません。 例外は2、3ありますが、それほど大きなものはなく、 システム開発研究所にWindows95のためのICカードソフトのユーザーモードドライバの作り方を教えてもらったことはあります。 (ユーザーモードなので、通常、試作にしか使えない)
僕はフリーソフトをいくつか公開していますが、ソフトウエア技術で日立に依存するものは全くありません。 日立に退職支援されると、後で困ると思っていたので、そういうことがないように退職しています。 ちなみにICF3を退職時に日立からもらっていますが高基数の新型に置き換わる予想のもと、 旧型となったICF3はタダみたいな評価額で、評価額を計算することもありませんでした。 当時は、サーバー用途しか見えていなかったので、それが売れるところもなかった。 無言で退職を迫られたときに、僕が開発した記念品として貰うことを、とっさに決めたのです。 ICF3を開発した事業部の人が来て、いいということを保証してくれました。


12月31日 5:00AM追記 : 僕のリストラの最大の問題点は会社に出られない程度に毒殺したこと。 そしてそれを10年以上隠蔽したこと。その力を否定しませんが、僕に向けたことが問題だと思っているのです。 まともな人間生活ができないほど残業をして、東大卒の多い部署に配属されたこともあって、 大きな仕事をまかされることになり、会社の利益に大きく貢献して、失敗もなく、反抗的な態度もとったことがない、 そういう人間でした。

これで僕の問題の全貌が、かなり、わかってもらえたのではないだろうか。 追記を書こうと思ったのは、追記の手前までで問題をどう解決しようか考える人があるかもと思ったためです。


12月30日 昔、マクロアセンブラの仕事をした話

昨日の日記のマクロアセンブラの仕事が、どんな仕事だったのか。 興味を持った人があるかもしれない。 大型コンピュータのCPUからログを取り出すプログラムだが、 恐らく大型コンピュータの基板に接続されたマイコン用のプログラム。 日立の子会社が請け負っていたプログラムで、僕の推論で当たっているか、わからないが、 大型コンピュータのCPUを日立のものからIBMに変更したため、 IBMのCPUのI/Fを子会社に十分に展開できなかったのかもしれない。 僕に渡されたマクロアセンブラのコードでは、ログの取得にかかる時間が、とんでもなく、遅かった。 上長には、高速化するための指針を説明されていたが、なんのアセンブラだかわからないまま、 高速化の方法を見つけて、コードを書いた。という仕事。


12月29日 僕だけ特別だったよ

12月23日の日記にある 「特別扱いのような状態で、切れ目なく、仕事を注ぎ込まれた。」が本当なのか、 疑う人はあるかもしれない。 僕は1994年入社だが、1996年から2000年くらいまで毎年大型コンピュータを製品出荷した部署にいた。 部署の人は、みな残業に次ぐ残業で、多忙を極めた。 ハード屋は出荷直前の徹夜は恒例行事となっていたし、ソフト屋(ファーム)も徹夜が多い。 ただ良く見ると、緩急があって、休めるタイミングがあって交代で休んでいた。 僕は徹夜することは、あまりなかった。 しかしハード屋が忙しくなれば、いっしょに忙しくして、ソフト屋が忙しくなれば、いっしょに忙しくする。 要するに、いつも、忙しいところに行って、忙しくしている。 無理に僕に仕事を投げている感じだった。 高専卒の先輩の指導のもと、基板実装のCADを1、2週間やってみたり、 いきなりマクロアセンブラで、なんのCPUのアセンブラだか、わからないまま、 大型コンピュータからログを取り出すプログラムを書く仕事したり。 どちらも、僕がやるより、他の人がやったほうがいい感じだった。 部署で偉くなると、いろいろな仕事を経験していたほうが、いいはずで、そのためかとも思っていた。 2000年あたりから部署全体が、暇になってくると、僕には研修が追加され、僕は忙しいままだった。 部署で、僕の次に忙しかったという人は、誰だろうか?(管理職を除く) 僕は、すぐに思い浮かばなかったが、どうも筑波大の女性ということらしいです。 女性なので、やはり徹夜は少なかったのだと思いますがソフト屋でコンスタントに忙しかったのは、そうではないかと思う。 当時は、日立だけでなく富士通とか、残業で過労死が出るほど残業が多い業界でした。 部署には日立全社で月1番の残業を記録した早稲田の先輩もいました。それでも僕だけ特別で1番、忙しかった。


12月28日 年末・年始営業のご案内

年末・年始も通常通り営業しております。お気軽にご連絡ください。この日記も通常通り。 通信回路をverilogにしてシミュレーションしてXilinxの8bit CPUのアセンブラ書いて、という予定です。 ICF3-F、実際に使う通信回路など、すべてを含めてFPGAに実装して、どのくらいの性能になるのかが目標になります。


12月27日 逆もまた真ということか

ブラウザでSNSに文章を投稿しているとき、なんか、 最悪のタイミングでブラウザがフリーズして文章が消える経験をしたことはないだろうか。 以前は、良くあった。最近は、あまりない。きっときっときっとブラウザの品質が向上したから大丈夫。 特定のウェブサイトをアクセスすると、微妙に、不具合が発生することも可能なのだろうか。 サーバー側に不良があるようにみせることなど、造作もない。 そして逆もまた真なのだと。


12月25日 失明って明かりが消えることではない

再び、寝たり起きたりの状態。 外出時、度が強いほうの眼鏡でも、かなり物が2重に見える。 失明というと、目の前が真っ暗になるイメージしかなかった。 しかし明るさは変化しない。映っているものの認識ができなくなるのだ。 一日中、パソコンのディスプレイを見て文字を読んでいる状態が多いので、 すぐに失明してきていることがわかる。
発明すると失明する国。失明が、あまりひどくなることはないだろうけど、参考にしてほしい。


12月25日 8ビットのマイコンでは性能不足?(修正版)

ICF3-Fはサーバーに接続して使うものなので品質を気にしている。 品質でいうなら誤り訂正にはCRC-32だがマイコンでは重い。 ボード上のUSBシリアルコンバータチップとFPGAチップの間の短い転送なので 過度に気にすることもないと考えることもできるが、チップの品質が悪いことも考えられる。
そこで超軽量32bitマイコン ICF3-V。 加算器を使った乗算の回路を流用したCRC-32の計算のコスパがいい。 面白くなってきた。しかしながら、当面はICF3-Fの完成を急ぐことに。


12月24日 FPGAの通信回路のFIFO

UART転送の受信回路をFPGAに実装している。 Xilinxのサンプル回路では16バイトのFIFOだったが、自作することで32バイトのFIFOにすることができた。 サンプルは古くて1LUTの面積に16bitしか入らない。自作では1LUTの面積に32bit入る。 シミュレーションをはじめたのだが、1LUTの1ポート64bitの分散メモリなら、 1LUTの面積に64bit入ることに気づいた。 FIFOにするための制御回路の量が若干増えたが、64バイトのFIFOになる。 そこで、もう一度、受信回路を作り直した。 数日で受信回路を作ろうと思っていたが、もう少し時間がかかった。 Xilinxの8ビットプロセッサの演算性能が低いので、FIFOを増やせば、多少、計算量の多い誤り訂正のアルゴリズムが使える。 ただCRC-32までできるのか、まだわからない。


12月24日 あれ、修了証書の日付が

昨日の修了証書に書かれている研修期間が1999年6月~2000年12月になってる。 あれ、まだ僕はそのころICF3の開発で、そんな研修に行っている余裕はなかったはず。 1999年6月といえば、ICF3のLSIのファイルを完成させ製造メーカに発注したあたりだろうか。 だとすれば、ひと段落はしていたから、あり得ない話ではない。 しかしその後も、僕はICF3の製品用のマイクロコードの開発はしていた。 暗号プロセッサの責任はハードもマイクロコードも僕1人にかかっていた。 ハードは配置配線がしやすいように設計した。そしてVHDLファイルからEDIFファイル作成までは僕がやっている。 配置配線フェーズで、大型加算器のキャリーの遅延を改善するため、上層配線をするという連絡があった。 通常の配線層よりも高速だから、使いましたということだった。 マイクロコードの開発では、プログラムメモリが不足してきて、 COS命令(←三角関数ではない)の実装のときに、1命令に2つの処理を押し込むことに成功しメモリ不足にならず逃げ切り、 製品出荷の期限を守ることが、うまくいったことを覚えている。
退職後、警察の方が部屋に入ってきたことがある。そのとき10日以上、部屋に戻れなかった。 なので僕の持っている資料に改ざんがないことは保証されないせいで、ちょっと疑った。 都合の悪いものは処理されているかもしれない。 はっきり記憶にあるものにIBMのCPUと日立のLSIを接続する電子回路シミュレーションで、 一番、良くできて対外向けの資料となっていたであろうレポートがなくなっていた。


12月23日 日立にいたときの話

僕は1994年4月に日立製作所に入社したが、どんな人物だったのか。 数行の日記にすべてを書くことはできないが賞状を貰ったときの話でもしてみる。 毎年、大型コンピュータを出荷する時期に新人だったおかげで長時間残業が続いた。 東大卒が多い部署に、中央研究所から東大卒でない僕が入ってきた。 京大をはじめとする有名国立大学の卒業生は、 別の大型コンピュータ開発部に分離されているので、僕は部署で浮いた存在だった。 特別扱いのような状態で、切れ目なく、仕事を注ぎ込まれた。 そして部署で最も残業をして、最も開発成果をあげた。 しかし切れ目なく、仕事をさせられるので、仕事以外なにも、進まないという状況だった。 1999年12月にICF3が製品出荷され、周囲の人達は毎年製品出荷の激務から開放されたようだった。 ところが、特に出世したいと言っていなかったが僕は幹部候補生に選ばれたのか本社の研修に行くことになり2週間に一度、 東京に出張するようになった。一泊二日、1年半のコースだったと思いますが、会社の仕事をしながら、 勉強することになり、土日は研修の宿題をこなすことになり、とても忙しい日々が続いた。 有名大学の計算機関係の先生方の授業が多数ありました。 このときの研修で貰った修了証書です。

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12月21日 超軽量マイコンICF3-V(追加)

仕様書にも書いてあるのですがモバイルの暗号プロセッサとしてICF3-Vを使うことは、 役立ちそうな用途のひとつです。理由は、マイコンほど実装が難しくなく、すぐに実装できそうな点。 モバイルで使う半導体プロセスは高性能なので、ICF3-Vでも、 それなりの性能になるため、面積が小さいことが有利。 ただモバイルの暗号プロセッサのための仕様を見ていないので、 新規参入しにくい仕様が盛り込まれていることは考えられます。


12月20日 超軽量マイコンICF3-V

FPGAによって簡単にCPUが作れるようになったので浮上している。 ICF3の汎用演算プロセッサを32bit化して通常よりも極端にゲート数を少なくすることを目標としたマイコン。 RISC-Vの命令セットが流行している。命令コードが人間にわかりやすい必要はない。 マイクロアーキテクチャが命令セットになればデコードハードが減り、組み合わせにより効率的な処理が可能になる。 命令コードが冗長になってしまうが32bitの一般的な命令コードには余裕がある。 実際、乗算器のないマイコンでの乗算や、GF(2^128)の乗算などでメリットを享受できそうである。 IoTを作りたいが、ネットワークに接続して暗号化できる性能を持つゲート面積の一番小さいマイコン(SoC)とか。 銀行の高い安全性を持った新型暗号トークン(ちょっと大きめのディスプレイがついているような)とか。 ICF3-Vが、あると使えるかもしれない。 ICF3の汎用演算プロセッサを継承しているのでオリジナルなコアであることはメリットだと思っているが、 一般的なCPUのパイプラインを持たないため、性能がどれくらいでるのかは、これから。 管理は僕になるけど、やってみたい人は連絡をください(日立関係不可)。 OpenICF3のサイトに名前とリンクされる以外の特典はないので、ご注意ください。 OpenICF3とルールを別なものにしたほうがいいように考えています。 実用を目指すので、思うようにならないかもしれませんが、もし良ければ。

追記
マイコンは税金含有率が実用性に影響するので、その点を配慮することを、ご了承ください。


12月20日 FPGAのSSLアクセラレータの力

ICF3をベースにFPGAに特化したSSLアクセラレータ、ICF3-Fの開発を進めています。 約半年前に発明した演算器の改良が、とても良くて、鍵長の長いRSA暗号の高速化のコスパが、世の中に 鍵長の長いRSA暗号の選択肢を与え、常時httpsなどのインターネットの社会インフラに影響する可能性があります。 製品にするには演算器だけでなく、通信部分のハード、サーバー上の通信ドライバ、httpsで使うためのミドルウェアなど、 必要なものが、いろいろあるのですが、一通り調べて、僕自身ですべて開発可能であると見ています。 市販されたFPGAボードに実装できれば、ソフトのようなダウンロード販売も可能性があります。 そして自力で設立した、自分の会社、 (株)iCanalがあるわけで、すべてが揃いつつある状況です。 実機で性能が測れる日が遅れると何が、起きるのか、です。


12月19日 激白、人生会計

それほど平穏に時が過ぎていない。遊ぶ時間が確実に減っているくらいには慌ただしい。 ご心配いただいた方もあって、こういうことを書くことに多少のためらいはあるのですが、イメージ的な会計話。 生涯賃金5億円の損を取り返すために500万円を使って5000万円を取り戻すとマイナス4億5500万円で何事もなかったことになる。 長時間残業でまともな人間生活ができずに強制的に頑張らされて、 発明をして成功するとマイナス5億円になる問題が続いて問題ない問題。 問題隠蔽に使用されるハイテク兵器。 ハイテク兵器は必要悪だと思っているが僕は東大卒がいっぱいいる部署で散々、コキ使われるも、 時の運含め奇跡的に成功し会社の儲けに大きく貢献した。 そういう僕に銃口を向け、わりと体や頭が不自由になってしまっている問題が大きいのです。 ハイテク兵器による問題をハイテク兵器によって解決し、 医者の信用を落としながら別の問題へと転嫁するのかもしれないですが、 これは銃口を向ける相手が間違いなのです。そうであれば今後、いい方向が考えられると思っています。 人々が持つ東大卒への不信感も減るでしょう。
少し脱線しますが僕は日本で大型計算機のLSIを開発して儲かった珍しいケースです。 CPU開発の撤退も売れた一因なのかもしれないですがIBMの暗号仕様のフルスペックを満たし 競合他社、富士通を抑え、日立の大型計算機が良く売れました。 僕は暗号LSI ICF3にある4演算器のうち2.5個を設計、暗号プロセッサの実装ファイルを1人で作成するなど大活躍してます。

目指すのは問題をクリアにして、僕の持つ暗号プロセッサのオープンソースが有効活用できなくなっていることを改善し、 日本の将来を考えていくこと。日本の凋落の必然を語る前に考えて欲しいのです。 一般の人には気づけないところもあると思うのですが暗号技術なので活かし方によっては影響力が大きいのです。


12月17日 UART転送論理をVerilogに

受信部のゲートレベルの設計図ができた。FPGAではゲートではなくてLUTの配線図になった。 LUTのVerilogデータはFORTH言語ライクな自作言語を作って作成する。便利。 Xilinxの8bitプロセッサと接続してシミュレーションできる環境は、できているので、これから LUTの配線図をVerilogにしてシミュレーション。 Xilinxの8bitプロセッサのアセンブル環境はXilinxが提供しているものはWindowsしかなく、 Linux/Windowsの混在環境の構築に苦労した。セキュリティを考えると結構、難しい。でも便利。 シミュレーションより先に送信部の開発が先か。 Pixivとか絵の開発環境を書く場所があるが、LUTの配線図は20年前に購入した、 普通のドロー系のソフト「クラリスインパクト」(Windows版)だったりする。ICF3と同じ。


12月16日 「日立、英原発計画凍結」のニュース

叔父が参議院議員だったころ国会で「もんじゅ廃炉」を叫んだことがあった。 僕が原発に詳しいのかといえば、全く無関係で、知らないと言える。 ただ叔父なので国会議事堂を見学をさせてもらったことはあります。 このニュースで何か、急変しそうなことがないか、考えてみるのですが、 僕が日立に入社してから、どんな環境で、どんな仕事をして、どんな成果を上げて、 失敗もしていないのに、どういう結果になっているのかを、 これを読む日立の人に考えてもらえればと思いました。 ちなみにOpenICF3のサイトで1999年のICF3 暗号プロセッサ ゲートレベルの全設計図を 公開していますが、公開した設計図から、VHDLのファイルを作成したのは僕1人だけです。 診断用のキャン論理も、ファイルの作成は僕がしています。 診断用の仕様は会社からもらいましたが。


注) 暗号プロセッサと言っているのはICF3が持つ4演算器のうちRSA1つのこと。

12月14日 UART転送の論理回路を作りはじめた

XilinxのサイトにもUART転送のサンプル回路はあるのだが、もっと高速な転送をしたくて自作することに。 なかなか良さそうなのもができてきた。完全オリジナル(参考文献もない)で協力者とか、いないです。 完璧に動作するころには当社が協力してましたとか、言い出されないように。 なぜ、こんな、つまらないことをいちいち書くのか?って、察してください。


12月13日 ネットワークのトラブルが2件続いた

2件とも、ネットワークケーブルの爪が微妙に曲がることで抜けやすくなっていることが問題で発生した。 1件は保護されたケーブルの爪が曲がっている。 職場を清掃するときに、ちょうどホウキで引っ掛けそうなケーブルの爪を、このように曲げておけば、 清掃員が知らずに引っ掛けた可能性になるのかもしれない。

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12月12日 トラブル連続発生で停滞(3日目)

Zorinでも、一昨日、昨日と同じ現象を確認できた。 マシンを変更して現象を確かめる必要があると思いRaspberry Pi B+を使うことに。 Raspberry Piでは激安中華USB-RS232Cで最高速度の4Mbpsでの動作が確認された。 クロスケーブルを短くすると、かなり性能が改善されることがわかった。 しかし、それでも1200bpsのいつも決まったデータで、コンペアエラーになることもあり、かなり不安定。 1200bps以外でも、コンペアエラーは頻繁に起きるが8バイト転送で3バイト目と4バイト目が0になるのが特長。 不良品と判定したい。激安品だし、今後不良品ばかり送られるのも困るので今回は見逃します。
そして挙動がおかしい件の疑いは晴れたことになるが、この判定が正しいとは限らない。 理由は不良原因が、僕の動作に合わせて動く可能性も考慮したいから。


12月11日 トラブル連続発生で停滞(2日目)

Manjaro Linuxのインストール中、パソコンが数回フリーズしてインストールに失敗する。 ヤフオクのジャンクマザーだからなのか。ジャンクマザーは壊れても不思議ではない。 しかし、この前電源が入らなくなったとき、半日くらい調べたがATX電源の不調が原因だった。 ジャンクマザーのほうが返って安全なのか?そうも思える。 大抵の人はインストールを諦めるのだろう。 しかし何故か、インストールが完了する可能性があるように感じてしまうのだ。 Manjaro Linuxを何度かインストールしているうちに、ホントに、インストールが完了した。

激安USB-RS232Cコンバータのテストをすると、昨日と全く同じ現象が再現した。 テストをしているうちに何故か、性能が上がっていって57600bpsで止まる。 電源を入れ直すと、また最初から。 ELECOMのUSB-RS232Cコンバータを試すと、激安品よりは、もう少しいい感じ。感じと言ったのは、転送の方向で性能が随分違うのだ。

この激安USB-RS232Cコンバータの性能測定に、こだわる理由は、ICF3-FでFPGAと接続するのにUSB-RS232Cコンバータを使おうとしているから。 FPGAで使われるコンバータはFTDIのちゃんとしたやつだと思うから、もう少し安定するのではないかと思っているが、4Mbps以上の高速転送を計画しているし、 通信テストでFPGAを壊してしまう心配から、ELECOMや激安USB-RS232Cコンバータでの経験が活きると思ったから。

どうも、まだ結論が安定しない。また新しい環境でテストするべく、どのパソコンに、どのOSを入れればいいか、1時間以上考えた。風呂に入りながら考えた。 Tiny Core Linuxだと風呂で決めた。しかしUSB-RS232Cのドライバがなくて、テストできなかった。

マシンは限られているOSだけでも、他のOSにしよう。FreeBSDをやってみたが、動作するケースがあることは確認したが、今一つ。 LinuxのZorinを思いついた。ネットにあるLinuxの一覧にないから、安心?かもとか。
今まで、こんな状況を書いたことはなかったけど、某東大のCPU実験が数か月でできるのに、僕が1年以上かかっているのは、ここ数日のような苦労のため。


12月10日 トラブル連続発生で停滞

一言でいうとトラブル多すぎ。
IoTをやっているとUART通信(シリアル通信)を使うことがあるので中華激安通販で1.89ドルのUSB-RS232Cコンバータケーブルを2個購入。 昨日、自宅に届いた。Core2DuoのマシンとCorei3のマシンのオンボードCOMを1.5mのクロスケーブルで接続すると4Mbpsの性能が出る環境でテストした。 最初、4800bpsの性能だった。うーん、9600bpsくらい性能がでないと不良だよねと思って調査を進めた。 そう考えていると、何故か19200bpsの性能で安定するようになった。さらにテストを続けると、何も変更してないのに57600bpsの性能で安定した。 そしてさらにテストを続けると動かなくなった。なんか挙動がおかしい。 CentOSでテストしていたが、別のマシンの新種のLinuxでテストしようと考えた。 Manjaro Linuxがどうなのか良く知らないが、ダウンロードした。 ダウンロードしたファイルをPGPで検証するには、ネットワークから切り離されたマシンに持っていかなくてはいけない。 USBメモリに書き込んで検証マシンに刺すと反応しない。3っつ試したがNGだった。 しかたなくDVDを使うことにした。DVD-RWの消去をはじめると、数回やって全部エラー。パイオニアドライブと対応したライティングソフト、マクセルのDVD-RWでNGか。 別のマクセルのDVD-RWでやると、うまくいった。PGP検証もうまくいった。今日は、ここまで。

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黒いやつは、昔買ったELECOMのUSB-RS232Cコンバータ


12月10日 サイバー攻撃を過去に経験した話

2017年3月4日に実際に僕がサイバー攻撃にあった話をします。 自宅のWebサーバーが不正アクセスによって破壊されました。 Webサーバーはapache2で起動してもセグメンテーションフォールトですぐに落ちる状態になった。 ChromeのHTML5のゲームを配信するゲームサーバーで自宅のグローバルIPのポート80をIoTのWebサーバーに転送して運用していました。 apache2の脆弱性をついて外部から侵入していると思うと、間違いで、敢てWebサーバを破壊して、Webサーバから侵入したようにカモフラージュしていたのです。 ルーターのログを調査した結果、外部のインターネットからのアクセスではなく、内部のネットワークの無線LANから複数の侵入があったことが判明した。 侵入者は用意周到で、たまに使っている母親のiPadのMACアドレスを使って、侵入してきた。 このため、しばらく、騙されました。無線LANに接続するとMACアドレスとマシン名が表示されるのだが、 母親のiPadで無線LAN接続するとマシン名に母親のニックネームが表示されるのだが、不正アクセスでは Unknownと表示された。これが致命的な証拠となった。昨日の中継コネクタも、敢て証拠を残して、電磁パルスをカモフラージュしたかったのかもしれない。



12月9日 USB中継コネクタの故障で停滞

USBメモリを刺しても反応しなくなった。このため数時間、仕事が停滞した。 原因はなんだろう?
(1) USBメモリの故障
(2) Windows10にウィルスがついてニセのドライバが起動された。
(3) ウィルスにBIOSの隠しコマンドをいじられて電圧を下げられた。
(4) USBケーブルの断線
(5) 電磁パルス攻撃で破壊された
とにかく原因は、僕の動作によって、移動していくことを想定する。 原因はUSB中継コネクタの断線だった。

写真の青色のコネクタが断線。あと1個、断線しているコネクタを発見した。 接触不良っぽい感じのものが1個、もう1個は完全に断線。接触部の金属をみても、全くわからない。

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12月3日 GF(2^128)の先行研究

明日には、次のような説明ができる予定なのです。
GF(2^128)も先行研究が、いろいろあるのですが、それらをあまり調べる必要がないと 思っているのはハードウェア的には1999年の暗号プロセッサのアーキテクチャと同じで、 ただ加算器をXORとして動作させるモードを追加しただけだから。 組み合わせでキャリーレス乗算になるのだが、その組み合わせをISA(命令セットアーキテクチャ)として決めると、 今回の件はGF(2^128)を実装するソフトウェアのコードができたという話でもある。 加算器で1サイクルづつ乗算をするので基本的に遅い。 一般のCPUのソフトウェア実装のようにテーブルがなくても演算できて、少ないゲートのわりには速いということ。 まとめると、ICF3-Vの最大の特長であるゲート面積が小さいことが、より一層強化されました。


12月2日 作業再開

ICF3-FとICF3-Vの同時作業という状況で再開した。どちらも急ぎたい。 ICF3-Vマイコンのほうはガロア体GF(2^128)の乗算が軽量に実装できそう。 32bit加算をXORで動作させる僅かな論理ゲートの追加で、比較的に高速に動作しそうだ。 忙しい、忙しい。僕は、止まってはいけない。


12月1日 惰眠中

惰眠で開発停滞。頭がだるくて寝ていることが多かったが、時折、 地球の重力がこんなに厳しいわけないと思うほど、 布団に体が貼り付けられた状態になった。


暗号プロセッサ OpenICF3